北海道教育委員会札幌聾学校に対する訴訟

第1回口頭弁論 報告

2022年12月2日(金)

札幌聾学校卒業生でもある、ろう塾メンバーが傍聴に行きました!以下レポートです!

■傍聴のきっかけ 
 なぜ日本手話教育クラスを廃止するのか、 
 第1回口頭弁論が実現するまでの北海道教育委員会・札幌聾学校の対応に疑問を感じていました。 
 また、ろう児から言語と教育を受ける権利を奪うことは、将来「日本手話」が無くなることに等しいと考え、 
 母校(札幌聾学校)の卒業生として聴きたいと、傍聴に参加いたしました。  
 
 
■傍聴者への情報保障はあったか 
 ・開廷されるまでスタッフが説明の書かれた紙を掲げて日本語で説明。(※文字情報になるのかな。手話通訳なし) 
  テキストが見づらかった人がいるかもしれません。 
 ・入廷後、手話通訳者2名、15分交代制。 
  
 
■流れ 
入口付近で荷物検査を受けた後、 
聴覚障害者への案内板を掲げて待機してる方がいる。 
確認すると緑の説明書を渡され、傍聴整理券交付場所まで案内。 
 
傍聴整理券交付場所 
スケジュールの説明が書かれた紙がホワイトボードに掲示されており、スタッフが状況に応じて説明の一部を持って説明。 
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【スケジュールの説明】 
13:15 傍聴整理券受付、抽選(当選者には入廷カード交付される) ※入廷の際に入廷カードを渡す必要がある。 
13:30 優先入廷の案内開始(手話通訳が見やすい席を希望とする方、配慮を必要とする方など対象) 
13:40 一般入廷の開始 
13:50 入廷完了 
13:53 法廷内カメラ撮影 
14:00 開廷 
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13:00時点 
 ・6名の傍聴者確認(自分はカウントせず) 
13:05時点 
 ・15名の傍聴者確認。 
 ・外見から判断できなかった方がいるが、手話でやり取りしてるろう者が何名かいました。 
 ・20代前半?と見られる聴覚障害の男性を確認。 
13:15 
 ・人数に問題ないため、全員傍聴券を配り、8階805号室へ案内。(※スタッフが話す内容の書かれた紙を持って説明。) 
 ・805号室へ優先入廷案内⇒一般入廷開始(傍聴券と引き換えに入室。) 
 
13:30 
 ・原告側(猪野弁護士)着席 
13:45 
 ・裁判関係者1名?着席 
13:50 
 ・原告側(児童の母親等)着席 
 ・被告側(北海道教育委員会・札幌聾学校)7名着席 
 ・裁判関係者?3名着席 
13:55 
 ・準備 
14:00 
 ・開廷 
 
 ■傍聴の全体的な雰囲気 
  原告と被告の意見が対立。 
 
 【被告(北海道教育委員会・札幌聾学校)7名】 
 ・なぜ(傍聴側の)手話通訳が必要か?(※ここ、手話通訳者の表現がわかりづらかったので不明。) 
  ⇒猪野弁護士が回答し、普通に手話通訳を継続された。 
 
 【原告(児童の母親等、猪野弁護士)3名】 
  母親が手話で表現し、原告他が代わって声となる。 
 ・日本手話と日本語対応手話の違いについてわかりやすく説明。 
 (日本手話の文法は独特であり、日本語対応手話とは異なる言語である。) 
 ・児童の生い立ち、日本手話クラスでの様子 
  担任が変わってからの息子の様子、担任にほぼ無視されているなど。 
 ・何を望んでいるか。 
 
 
14:15 
 ・次回口頭弁論の交渉を進めるため、閉廷。 
 
 
■傍聴者:32名、ろう者(手話でやり取りしている方)8名、聴者24名? 
 手話通訳者:2名 
 記者・カメラマン:10名ほど。

以上

参考

緊急シンポジウム「日本手話の魅力と重要性」報告

2022年5月29日(土)

手話親コラボ企画「#札幌聾日本手話クラス存続」報告

2022年5月15日(日)