『#札幌聾日本手話クラス存続 』
5月15日(日)

※写真は手話親会から許可をいただいた上で掲載しています 約270名のお申込みがあった 手話親会とろう塾のコラボ企画の報告です。 学生スタッフの河野さんが登壇しました。
下記質問①〜③に対し回答する形で座談会を進めました。
『その①どうしてバイリンガル教育を選択したのか?』
・ろう者ボランティアの日本手話絵本読み聞かせで通じ合っている様子を目にした時、私もやりたい!と悔しい気持ちと共に込み上げてきた ・自己肯定感と考える力が大事だから ・無理なく自然な形で100%理解できる言語でより笑顔で日々を過ごしたいから ・小1の時口話での授業に苦痛を感じる日々を過ごしていた。小2の時日本手話クラスが設立された時親から日本手話クラスか口話クラスか選択肢を出されたのがきっかけ
『その②札幌ろう学校で起きていることは特別なこと?日本手話クラスの継承は難しいこと?』
・札幌に限らず各地で起きていることであり日本手話ができる専門家も少なく今の日本のシステムでは継続が簡単でない状況では?しかしそれで終わらせず、訴え続ける必要がある ・聞こえない子みんながバイリンガル教育を受ける権利がある ・バイリンガル教育を受けた経験者が 少なくバイリンガル教育の効果のデータと情報の無さが最大の障害
『その③特別支援学校に努める教員に求められる専門性、聴覚障害児への教育に関わる教員、校長、ST、全ての関係者が知っておくべきこと』
・日本手話の知識を持っていることを前提とした乳幼児支援の大切さを知ってほしい ・難聴発覚後、まず最初に足を運ぶであろう医療機関で提供される情報の中に「文化視点モデル」が含まれていないため多角的な視点からの情報を元に納得のできる選択ができることが大事 ・聞こえない子だけでなく親へのメンタルケアサポートの必要性も知ってほしい
保護者、当事者(ろう者)の声を見える化させ少しでも多くの人に知ってもらうことの大切さを再確認できました。 勇気を出して登壇しお話ししてくださった登壇者3名様(保護者2名、本校卒業生1名)ありがとうございました。
登壇者




【主催】 手話で育児したい親の会 【協賛団体】 ろう塾 デフアカデミーby Silent Voice 撫子寄合 Nadeshiko yoriai NPOインフォメーションギャップバスター